サロン帰りのような髪が、自宅でも実現できたら…と思ったことはありませんか?実はサロンのテクニックは、ちょっとしたコツをマスターすれば、セルフで実践できることがたくさん。中でも、シャンプー、ドライ、頭皮ケア、スタイリングはホームケアで差がつくステップ。そんなプロのテクニックを再現するための正しいやり方とコツを、都内の人気美容室で活躍するスタイリスト3名に聞きました。
シャンプー剤をつける前に必要なのは、「髪を濡らす」ことではなく「お湯で髪を洗う」予洗いをすること!2~3分を目安に、指を使いながらしっかりお湯で汚れを落としてくださいね。
シャンプー剤の使い過ぎは、すすぎ残しによる頭皮トラブルやヘアカラーの退色にもつながります。予洗いを正しくすることで、少ないシャンプー剤でもグッと泡立ちが良くなり、やさしく髪を洗えますよ!
一生懸命スタイリングしているのに、どうしても片側だけ髪がハネてしまうことはありませんか?その原因はつむじの流れ。ドライヤーの角度や乾かし方のひと工夫で、根元のクセをリセットしましょう。まずハネやすい方の髪を持ち上げて、根元に下からドライヤーを当ててから、前に向かって後ろから風を当てると、セルフでもしっかりまとまった仕上がりに。
髪のダメージを抑えて乾かすだけではなく、スタイリングもレベルアップできる正しいドライを美容師が伝授します。
美しい髪を育てるために大切な頭皮ケア。実は、美肌のためにも重要です。頭皮と顔は一枚の皮膚でつながっているので、頭皮環境の悪化は肌の老化やたるみ、肌荒れなどさまざまな肌トラブルを引き起こす要因になります。
逆に言えば、高級エステに通うよりも定期的な頭皮ケアがハリのある肌を維持できるポイントにもなるんです。頭皮ケアの基本は、血行を良くすることと、しっかり汚れを落とすこと。頭皮のためのマッサージやシャンプーのコツを、常日頃多くのお客様の頭皮を見ている美容師がレクチャーします。
ヘアアイロンを使うとき、どうしても気になるのがダメージ。髪の傷みを抑えるためにはヘアアイロンの温度が肝心です。でも「高温じゃないとすぐに崩れちゃう」という方も多いはず。高温に頼らずしっかりスタイリングするポイントは、巻く前の一手間にあるんです。それは「ブロッキング」。
ブロッキングせずに巻いてしまうと、どうしても取る毛束が厚くなり、熱の伝わり方にもムラが生じてしまいます。結果的に、表面には強いダメージを受けているのに、内側に熱が伝わらずだれてしまい、何度も巻き直し・・・なんてことにも。
理想のスタイルをつくりたいなら、急がば回れ。簡単にざっくり分けるだけでも仕上がりがグッと変わりますよ!
ついついやってしまいがちな、お風呂上がりの髪の自然乾燥。特に男性は、髪が短い人も多いため、タオルドライで大体乾かして、そのまま放置する方も少なくありません。実はその何気ない行動が、薄毛やニオイを発する原因になっていることを知っていますか?
特に、頭皮のニオイは、自分でも気付きにくいので、知らず知らずのうちに自分の印象や清潔感を下げている可能性もあるんです。
自分で鏡では見づらい横・後ろから見たスタイルにほんの少し気を使うだけで、第一印象が良くなります。毎日のヘアケアで取り入れられるコツを紹介します!